
フリーペイントツール『FireAlpaca(ファイアアルパカ)』で縁取りしようとしたところ、手描きの場合と、テキストツールで文字を入力した場合では方法が若干異なっていたのでご紹介します。
FireAlpacaで手書きを縁取りする方法
上のレイヤーを「非表示」にしたあと、下のレイヤーをクリックして選択します。
縁取りしたい太さを数値で入れます。 今回は5 pixelにしてみました。
縁取りしたい色を「カラーパレット」から選びます。 今回は黒にしてみました。
「選択ツール」で、キャンバスのどこでもいいので適当にクリックします。
これで選択状態が解除されます。
最後に、非表示にしておいた上のレイヤーを「表示」すれば、完成です!
分かりやすいように上のレイヤーを非表示にしましたが、慣れてきたら非表示にする必要はないです。
- 位置を動かしたい場合は、「上下2つのレイヤーを別々に動かす」か、「2つのレイヤーを結合して動かす」方法がある。(一度レイヤーを結合してしまうと、後から別々に戻せないので注意が必要)
参考:FireAlpacaの使い方、Tips、FAQ – mdiapp開発報告所(外部リンク)
次はテキスト文字を縁取りする方法です!
FireAlpacaでテキスト文字を縁取りする方法
テキスト文字を縁取りする手順も、基本的には手書きと同じです。
ただし、最初にひと手間かけてあげる必要があります。(2015年11月現在)
メニュー>ファイル>ラスタライズ
※テキストレイヤー以外は非表示にしておく!
メニュー>選択範囲>全て選択
(Win…Ctrl+A、Mac…⌘+A)
メニュー>編集>コピー
(Win…Ctrl+C、Mac…⌘+C)
メニュー>編集>貼り付け
(Win…Ctrl+V、Mac…⌘+V)
すると、ラスタライズされた文字が新規レイヤーに貼り付けられます。
分かりやすいように、レイヤー名を「縁取り」に変更します。
テキストレイヤーを「非表示」にしたあと、縁取りレイヤーをクリックして選択します。
縁取りしたい太さを数値で入れます。 今回は5 pixelにしてみました。
縁取りしたい色を「カラーパレット」から選びます。
今回は黒にしてみました。
「選択ツール」でキャンパスのどこでもいいので適当にクリックします。
これで選択状態が解除されます。
最後に、非表示にしておいたテキストレイヤーを「表示」すれば、完成です!
分かりやすいように元のテキストレイヤーを非表示にしましたが、慣れてきたら非表示にする必要はないです。
- ラスタライズされた新規キャンバスはもう必要ないので、保存せずに閉じてOK。
- ラスタライズすると、文字データ→画像データに変更されるためテキストの修正はできなくなる。
- 位置を動かしたい場合は、「テキストレイヤーと縁取りレイヤーを別々に動かす」か、「元のテキストレイヤーもラスタライズして、縁取りレイヤーと結合してから動かす」方法がある。(テキストレイヤーのままだと結合できない)
現在はキャンバス全体をまとめてラスタライズする方法しかないようなので、レイヤーごとにラスタライズできるともっと楽になるんですけどね…。
そのうち、Photoshopみたいにボタン一つで縁取りできる機能が装備されることを期待して…。